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2013年6月17日月曜日

婦人之友7月号

まだ6月だけれど夏のように暑い日が続いています。
梅雨はいったいどこへやら…
今月発売された「婦人之友7月号」
朝顔の表紙が夏の訪れを感じさせてくれます。



5月末に久しぶりに婦人之友社へご挨拶に伺いました。
編集担当者の方々といろいろお話しさせていただき
充実した時間でした。

婦人之友社

お話していつも思うことは、
一つの雑誌や物をつくるには、たくさんの人達が関わり合って
出来ているんだということ。
今回も改めて感じました。
いろんな人がつながって、想像どうりになったり
想像を遥かに超えるものが生まれたり。

タイミングが合わず見ることができなかった
「婦人之友表紙と子供之友」原画展。
図録を観ながら本当にたくさんの名立たる画家の方々が
表紙を描かれているのを知って原画を観られなかったことが悔やまれます
絵から伝わるものがある。
図録を観ているだけでいろいろ勉強になります。



今回は、7・8・9月号の「生活歌集・生活句集」のカットを
描かせていただきました。
生活歌集と句集のカットを描かせてもらってから
以前よりも季節のものを意識するようになりました。
昔に比べ、春が極端に短く感じられたり、
梅雨なのに雨が降らなかったりして
異常気象とか季節感がないと思うこともしばしば。
でもよくよく感じてみると
4月には短くても桜が咲いて花見がしたくなり、
5月にはツバメが巣を作り、子育てに飛び回る姿を目にする。
6月には青梅やらっきょが出回って保存食を作りたくなる。(これは私だけか)
この暑さにもうすぐ来る夏を感じて海や花火の計画を立てたくなる。

意識してみるとしっかりと季節の移り変わりを感じ
楽しむことができる、心の余裕ともつながっている気がします。
そういう意識を忘れたくないなと思うこの頃です。

沢蟹


ひょうたん